レシピ・ヴィーガンベトナム家庭料理(厚揚げのトマト煮、焼きなす、蓮の和え物)

レシピ

今日は、私が頻繁に作るベトナムの家庭料理をご紹介します。

日本の材料で、味付けを変えると一気にベトナム風の食卓になるので、ちょっと変わった夕食にしたい時などにどうぞ!

材料

厚揚げ 2枚

トマト 1個

グリーンミートまたは代替肉 1パック

なす 3本

蓮根 一節

人参 少々

にんにく みじん切り 大ひとかけ

細ネギ 

パクチー

ヴィーガンヌクマム(または白たまり)、酢、胡麻油、唐辛子、シーズニングソース、椎茸パウダー、てんさい糖、胡椒 適量

厚揚げのトマト煮の作り方

ひき肉代わりの代替肉は、今回はグリーンミートを使います。

これは冷凍で販売されていて、解凍後そのまま使えるものですが、似たような商品であればどれでも構いません。

缶詰のグルテンミートでもできますが、その場合火を入れても固まらないので粉類などつなぎが必要です。小麦粉や米粉を大匙2くらい入れてください。

グリーンミートは解凍して、にんにくのみじん切り少々と細ネギの小口切り少々、胡椒、ヴィーガンヌクマム少々を混ぜておきます。

このタネは焼きなすにも使用します。

厚揚げは正方形のものなら2等分、長方形のものなら4等分します。中心に切り込みを入れグリーンミートを詰めます。

鍋に胡麻油とにんにくのみじん切り少々を入れて火にかけ、香りが出たら厚揚げを入れ、4面に焼き色をつけます。

乱切りのトマトと水少々、塩胡椒、椎茸パウダー小さじ1、シーズニングソースを小さじ2入れ軽く混ぜたらやや水分が残る程度まで煮ます。

味を見て薄ければ調整し、細ネギを散らして軽くかき混ぜ、追い胡麻油を少しかけて器に盛ります。

お好みでパクチーを乗せて出来上がり。

追い胡麻油をする理由は、お肉のようには出ない油分を補うためなので、健康志向の方はしなくて良いです。

焼きなすの作り方

なすはグリルでこんがり焼き、熱いうちに皮を剥き、縦に軽く割いて2等分します。

なすの形を保ったまま皿に盛り付けておきます。

フライパンに多めの胡麻油とにんにくのみじん切りを少々入れて火にかけ、香りが出たらグリーンミートを大匙2くらい入れて炒めます。この時のミートの量はお好みで減らしても増やしても良いです。

ベトナムでは肉なしでネギだけのことも多いです。

代替ミートの量によっては、厚揚げと茄子に使っても余ると思います。オートミールを足して丸めてつくねを作って明日のお弁当に入れちゃいましょう。

全体的に炒めたら、多めの胡椒とヴィーガンヌクマムを大匙1/2入れ、絡めます。

最後に細ネギの小口切りをたっぷり入れてざっと炒めて出来上がりです。細ネギの量はこんなに入れて大丈夫かな?と思うくらいの量が適量です。少なくとも1/2束は入れてください。

なすの上にかけて、お好みでパクチーを飾って出来上がりです。

蓮の和え物の作り方

次に蓮の和え物を作ります。ベトナムでは蓮の茎で作られることが多いですが、普通の蓮根でもできます。

蓮根は皮を剥いて、縦に2〜3等分してから千切りにします。穴が空いているためバラバラになりますが、いろいろな幅があった方が楽しいです。

人参はごく細い千切りにします。

千切りにした蓮根は沸騰したお湯で3分ほど茹でます。

タレを作ります。

酢50cc、甜菜糖小さじ2、ヴィーガンヌクマム大匙1、にんにくのみじん切り、乾燥唐辛子を入れてよく混ぜます。

甘さは酢の種類によって変わります。今回はココナッツ酢なので元々甘みがあるため少なめですが、米酢などの時はお好みで増やしてください。タレの量は多めです。残りは揚げ春巻きのタレやベトナムなますのタレとして使えます。

茹でた蓮根と千切り人参にタレを適量かけてよく混ぜ、刻んだパクチーも混ぜます。この料理にパクチーは必須なので必ず入れてくださいね。

器に盛って出来上がりです。

この和え物はとても簡単ですが、ベトナムらしさに溢れているのでぜひ作ってみて欲しいです。

この3品は使う材料が被っているので、セットで作ると作りやすく、味のバランスも良いと思います。これらに簡単なスープを添えれば、ヴィーガンなベトナム家庭料理を楽しめます。

ぜひお試しください♪

ひき肉のように何にでも使えます!

植物から作った新時代のお肉 Green Meat

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