このサイトについて
初めまして。
旅と料理好きのヴィーガン、アユです。
このサイトでは、私が毎日作っている簡単なヴィーガンレシピから、ちょっとマニアックなレシピまで、幅広くお伝えできればと思っています。
また、ヴィーガンの暮らしや旅行について皆さんと共有できたらと思っています。
初めに、ヴィーガンについて、なぜ私がヴィーガンになったかのお話をさせてください。
ヴィーガンとは?ベジタリアンと違うの?
はじめにヴィーガンとは何か?ということをお伝えしたいと思います。
ヴィーガニズムはイギリスで起こった思想で、「人間は動物の搾取なしで生きるべきであるとする主義」と定め、「食物、売り物、労働、狩猟、実験およびその他のあらゆる用途の為の人間による動物からの搾取を終わらせる」ことを目的に、「個人的な状況が許す限りこの理想に近い生活をすることに努めている人」をヴィーガンと呼んでいます。また、ヴィーガン協会は、ヴィーガニズムを「衣食他全ての目的において、実践不可能ではない限りいかなる方法による動物からの搾取、及び動物への残虐な行為の排斥に努める哲学と生き方」と定義しています。
ベジタリアンは動物福祉、宗教的理由、健康目的、環境保護など様々な理由があり、その理由によって食べられる範囲が変わります。
・動物性は全て不可(ハチミツ、製造過程で使用さることもNG)食品以外の衣類、化粧品、娯楽なども避ける ヴィーガン
・牛乳はOK ラクトベジタリアン
・卵はOK オボベジタリアン
・牛乳と卵はOK ラクトオボベジタリアン
・魚はOK(卵乳もOKの場合あり) ペスカタリアン
・野菜のみで五葷(ニンニク、ニラなど)NG オリエンタルベジタリアン
・フルーツのみ フルータリアン
・陰陽に沿った菜食中心の食事 マクロビオティック
細かく分類するともっとありますが、一般的なものはこのくらいです。
ベジタリアンの理由は色々ありますが、ヴィーガンの理由は「動物からの搾取を可能な限り行わないため」というとてもシンプルなものです。
なぜヴィーガンになったの?
私はもともと料理が好きで、健康や環境保護にも興味があったので、20代の頃にマクロビオティックと出会いました。
マクロビオティックとは健康に生きるための食事法で、できるだけ丸ごと(一物全体)、地元で採れたものを食べ(地産地消)、食材や調理法、食べる時期などにもルールがあります。
面白くてかなり真剣に学びましたが、子育てにおいて全てを実践することが難しいこと、主に健康が理由なので、仕事が忙しくなって健康ばかりに囚われていられなくなったことなどを理由にやめてしまいました。その後は動物性のものも食べていましたが、できるだけ平飼いや放牧飼育、天然のものなどを選ぶようにしていました。
ある時、YouTubeで「ドミニオン」と言うドキュメンタリー映画を観て、工場畜産の悲惨さを目の当たりにしました。誇張されているとは思いますが、効率的に大量生産する方法が行われていることは間違いないことだと思いました。
人間が利用するために生まれ、育てられ、殺される。その動物たちは物ではなく、心があり痛みがある。子供を奪われたら取り返そうと追いかけ鳴き叫ぶ。痛みに怯え涙を流す。
これを食物連鎖と呼ぶのなら、私はその連鎖から離脱したいと思いました。
もし今、世界中が食糧難で、何でも食べないと生きていけないと言うのなら、生きるために何でも食べ、何でも利用することは間違っていないと思います。
でも今は飽食の時代で食べるものはいくらでもあります。
また、お肉は美味しいから食べると言う人でも、家畜が殺される様子は可哀想だから見たくないという人がほとんどではないでしょうか?
動物福祉が謳われ、代替肉のような商品も次々と開発され、動物を食べなくても生きていける方法がどんどんシェアされています。
可哀想と思いながら食べることはもうしなくて済むんです。
世界中の人がこのままの食生活を続けたら、いずれ海から魚はいなくなり養殖のみとなり、森林はさらに破壊され畜産工場となりますが、そこで得られた食べ物は飢餓に苦しむ人たちのところには届かず、先進国が大量消費、大量破棄するだけです。
この連鎖にストップをかけられるのは、先進国に住む私たちではないでしょうか?
小さな声でも大人数になれば企業や国も無視できなくなります。私はそのために声を上げたい。
ヴィーガンになりたいけど難しそう、どうしたらいいんだろう?と思うみなさんに、私の知っている情報をシェアできたら嬉しいと思っています。
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